いまやハッキリと問題になっている、CO2排出と地球温暖化。
このまま放っておくと、いま生まれた子どもたちが大人になるころ、地球環境は大激変してしまって食料が大幅に不足するらしい。
いま大人な私たちも、高齢者になるころに食べたいものが食べられなくなる。
さあさあ、本を読んで考えて、行動に移そう。
CO2が増えるとどうして温暖化するのか、知ってる?
ところで、CO2が増えるとどうして温暖化につながるのか、理屈を知ってる?

さとうは理系に弱いので、知らなかったよ
この本によれば、CO2が溜まった地球は、主に太陽から送られる赤外線に「電子レンジでチン」されている状態。だから温かくなっていっている、ということらしい。



レンチン!まさかって思ったけど、わかりやすい説明だわ
生きながらジワジワとゆでられる感じかよ、って思うと怖い。
著者は真剣にCO2問題に取り組んでいる
CO2を減らすためにはいくつか方法があるらしい。
でも、いわゆるオトナの事情でうまくいかない、と著者は説明する。
人間って、変な生き物だ。
地球上でしか生きられないのに、地球がオカシクなるぞーって科学者がいっても、ほかの理由や主張が優先される。
著者は、そもそも温暖化からCO2に興味をもったわけではない。
小4の時に読んだスティーブン・ホーキング博士の子ども向け冒険小説「宇宙への秘密の鍵」シリーズの中に載っていた火星の青い夕陽の写真をみて、興味をもったそう。
火星に行きたいが火星の空気の95%がCO2だから、CO2の勉強を始めたらしい。



おお〜。子どもの興味って、大事に育てるとすごい理論や発明につながるんだ
本の中で、「ひやっしー」という世界最小サイズのどこでもCO2回収マシーンを紹介している。
ちょっとお値段が高いサブスクだ。
けど、余裕のあるかたにはぜひ試してほしい。
ちなみにさとうがこの本を買った理由
さとうは理系に弱い(もう何回もいってるが)
でも、地球上でエネルギー問題や温暖化問題が話し合われていることは知っている。
だから弱いなりに考えていることがあった。
それは
- CO2を資源として回収して、何かに有効に使う方法を考えてほしい
- 雷の電気的エネルギーをどうにかして蓄電できる方法を考えてほしい
この2つだ。
本屋に行って棚を熱心に見てたら「えっ?」っていうような本が目に入った。
サブタイトルの「二酸化炭素が地球を救う」に、目が行った。
だって、CO2問題を解決する、じゃないのよ。地球を救う話なのよ。
読むしかないじゃない?
しかも「ひやっしー」を紹介してた。くわしく読みたかったの。
まとめ:本の紹介
子どものころの夢を追い、CO2問題に挑む若い科学者の、現実と未来の話。
今しなければならないこと、現実での問題、CO2が切りひらく未来について、小学生が読んでも理解できる文章で書かれている。
本の終わりにはColumnとしてちょっとしたクイズがあり、自分で考えることの大事さをあらためて実感する。
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