30年来の友人と口論になった。
最近の自分はイライラしがちで、なんかおかしい。
もっとゆったりと生きたい。
だからヒントが欲しくて「ウェルビーイング」についての本を読んでみた。
ウェルビーイングとはあなたにとっての幸せ
カタカナ言葉はいろいろな意味に解釈できる。
わからないものは、さとうはすぐにググる。

古い。今はただ、検索するでよい
ウェルビーイングとは「誰かにとって本質的に価値のある状態、つまり、ある人にとってのウェルビーイングとは、その人にとって究極的に善い状態、その人の自己利益にかなうものを実現した状態」とWikipediaに載っている。
もっと短く言うなら「心身と社会的な健康を意味する概念」だ。
この本でも第1章のはじめに「ウェルビーイングってなんだろう」と書いている。
が。
「ウェルビーイングや幸せのかたちが、本来、一人ひとりでそれぞれに異なるもの」と説明されていた。
つまり、万人にもれなく当てはまる公式のような定義はないからね〜、ということになる。



まあそうだよね、人によって幸せに感じる状態はちがうもの
でも、息苦しかったりイライラしたり疲れた体感のまま生活を続けたり、はシンドイので、とにかくヒントだけでもつかみたい。
自分にとっての幸せとか、幸せに感じるってどういうことだろう?
ヒントはいろいろありました
ヒントになりそうな文は、ちょこちょこあった。
あんまり引用しすぎると法律に引っかかるので、ちょっとだけ紹介する。
- 「飽きる」は健全な反応であると同時に、立派な才能
- 「どう生きるかの選択肢があり、その中から自己決定できる」ということが、ウェルビーイングに生きるポイント
- ネガティブを愛でる、つまり否定を否定されて初めて自己肯定ができる日本
- 日本は「奥」、西洋は「上」を目指す構造
- 「いる」だけでありがたい「推し」という幸福な信仰
本ってさ、読んでるとヒントだけはあるのよ。
それをどう考えて活かすかは、自分次第だけど。



個人的に刺さったのは「在宅や会社よりも近所のカフェで仕事したほうが、仕事へのエンゲージメントが高まる」でした(笑)
ちなみにさとうがこの本を買った理由
買ったのは、あまりにおもしろいタイトルだったから。
だって、いつも感じてたけど、西洋の論理がマルッと日本人に当てはまるわけ、ないじゃん。
そこを刺激されたのよね。
友人と口論した自分を振り返るのにも役立った。
いろいろなことに余裕がなくなって、友人付き合いもキツキツになっていたんだな。
まとめ:本の紹介
ウェルビーイングってなんだろう、というところからスタート。日本文化に絡ませながら、日本人が考える「日本人に合うウェルビーイング」について迫っていく。
2段落目の『日本は「奥」、西洋は「上」を目指す構造』なんか、「ウソは悪いけどまあコレは方便だから」と言って当たり障りなくものごとを進めたがる日本と、「ウソはダメ。フェアじゃない」とストレートに厳しい西洋の、構造の違いがなんとなくわかるよ。
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