月並みなタイトルを書いてしまった。
でも、たいていの月並みな平凡なことは人生において大事なことだ。
【重版出来】のあらすじ
「マンガ」は、漫画家だけのものじゃない。
編集者、営業、宣伝、製版、印刷、デザイナー、取次、書店員……数えきれないマンガの裏方たちのリレーで、読者の手に届く。裏方の熱き想いがあるからこそマンガは売れる。
マンガに関わるひとりひとりの人間ドラマを描いている。
思い立ったが吉日、なんだよね
年末に書いているのでこんなタイトルだけど、現実的なことをいうと区切りをつけるのはいつでもいい。
「あれをしよう」「これをやってみたいんだ」「ここをナンとかするぞ」
そんなことを考えたら、すぐに取り掛かるといいのよ。
それを称して「思い立ったが吉日」というのね。
辞書をひいても「何かをしようという気持ちになったら、その日が吉日と思ってすぐに始めるのがよい。 思い立つ日が吉日」という意味だと書いてあった
時事ネタかさなりだが、「初耳学」という番組で松本幸四郎も「やりたいことがあったらすぐに取り掛からないと」と言ってた
なぜって時間はすぐに流れていって、自分もすぐに歳をとる。
若いうちは時間がまだまだあるじゃん、って思いがちなんだけど、じつはそんなに余裕はない。
とくに、やりたいことがあると時間はいくらあっても足りないことがあとになってわかる。
やりたいことをするためには、やらなきゃならない準備が必要でさ。
それにけっこう時間や手間を取られる。
だからやりたいことがあるのなら、すぐに行動を起こしたほうがお得で確実。
「時は金なり」って有名な言葉だけど、これは時給の話でもなければブラック企業の話でもない。
あなたの人生の、可能性の話なの。可能性のことをいってるのよ。
可能性は、そのものをカタチにして他人に見せることはできない。
でも、可能性を活かしてなにかをなせば、それはとりあえず「お金を稼ぐ」ことにつながる。
だから時間は大事。そういう話なんだ。
前向き、肯定的に考えよう
やりたいことがあっても、お金がないからできない、とさとうは思っていた。
「すぐに」「かんたんに」「うまく」できないとダメなんだ、と思い込んでいたことがあった。
あなたはかんたんに消えてしまっても、いますぐ結果がほしい?
Easy come, easy go.
かんたんに手に入ったものは、かんたんになくなってしまう。
欲しいのはそんなものじゃないよね?
一瞬の栄光ではなく、人生をかけて関わっていきたいなにかとか継続的な結果とか、そういうものだよね?
そういうものは、かんたんには手に入らないことが多い。
たった一度の失敗もない人生なんて、ありえない。
大なり小なり、他人にはいいたくないけどへこむようなできごとは誰にだってある。
ただ、カッコ悪いから誰にもいわないでいるだけ。
だから自分がかかえる希望で自分をいやしながら、前向きに肯定的に考えよう。
自分について考えるなんて、めんどくさいかな?
自分の希望や満足を満たすことができるのは、自分だけ。
誰かに与えられるモノやコトだけで喜んでいちゃいけない。
自分のなかで考えたり想像したりして喜びを生み出す部分が、退化していくよ?
人間は、使わない機能が退化する生き物だから。
これって怖いことなんだ。
自分で自分をいやすという、最後のとりでのような大事な機能が退化して失われるってことだから。
だから、ちょっとだけ、前向きに肯定的に、考えよう。
手助けしてくれる人はかならずどこかにいる。
マンガとドラマが、互いに寄せているので楽しい
さとうが電子書籍で唯一、ずーっとつづけて買っているのがこの「重版出来」というマンガ。
最初は、ドラマの最終回だけをテレビで観たの。
おもしろかった。
なんで最初から観てなかったのかしら?
それでマンガを買おうと思い、電子書籍ならすぐ買えると思ってトライした。
むつかしい手順はなかった。
どこの電子書籍もたくさんのマンガを紹介しているから、自分の好きなところから買える。
さとうにも簡単にできたよ
でもこんなにかんたんだと際限なく買ってしまいそうで、とりあえず自分に「重版出来が終わるまではほかのマンガを電子書籍では買わない」くくりをつけた。
お金がないのに、めさめさ買いあさってしまいそうな自分が、簡単に予想できるのよ〜〜〜。
その後、アマゾンプライムで「重版出来」のドラマが観られることがわかり、すぐに観た。
だって、タダでいろいろ観られるのが特典だと思ってアマプラに入ったのに、時期によってはタダで観られなくなるものがあるんだもん。
以前、気に入って観た映画をもう一回観ようと思ったら、有料になっていた(レンタル、とかね)
だから見たいものが見つかったら、すぐ観る。タダのうちに。
ケチなさとう〜
この話は、脚本やキャスティングがマンガの内容に配慮してて、マンガもだんだん登場人物がドラマに寄せて描かれるような感じで、両方観てても全然違和感がなく、楽しく読めるし観られた。
たまにあるじゃないですか、なんだこのキャスティング!みたいな変な感じが。
そういうのがなくて、すっごくよい感じにハマってた。
さとうがこの本を買った理由
マンガもドラマも両方観ると、地味だし努力前提だけど、やればできるかもな雰囲気がじわじわ〜っとクる。
考えればやりたいことをやるための方法がなにか出てくる、と励まされる。
実際はかんたんではないけれどね。
人生は楽じゃないけど、やりたいことに前向きに取り組んでこそしあわせはやってくるんだって気になってくるの。
年末年始とか連休とか、時間に余裕のあるときに見てほしいね。
あらためて、自分のやりたいことってなんだったっけ、どうすればやれるようになっていくかな、と考えるのはよい。
自分の人生のために。すこしの希望とそれをかなえるための方法を考えよう。
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