本を読むたのしさにはいろいろある。
話の中身もたのしみだけど、自分の選んだ本についての記述があるとまるで自分が評価されたみたいにカンチガイしちゃってたのしい。
【本なら売るほど】のあらすじ
読書好きが高じて古本屋をはじめた「十月堂」の店主。
さまざまな人が店をおとずれ、本との関わりが見えてくる。
古本屋とつきあうコツなどもちょっぴり見えたりする。
つぎに読む楽しみにつながる
本屋の話とか、出版社の話とか、マンガ家の話とか。
とにかくそういう界隈の書籍やマンガは、そのなかに登場する(あるいは紹介されている)本が読んでみたくなることがある。
もしくは「あーっ、読んだことあるわよっ」と言いたくなることがある。

積読の本の中にもあったりするのよ
「オススメを読め」と本を紹介する書籍も、まあ同じようなもの。
でも今回紹介のマンガは、それ自体がたのしい本だ。
そしてここで取り上げてくれたから「あー、さとうも持ってた」と思いだして読んだ本がある。



この瞬間がなんかうれしい
それは1巻の第1話に出てくる「やし酒飲み」
うれしくなって取りだしてきて読んだ。



うんうん何だかオモシロイ。紹介はいずれ
こういうつながりが感じられたとき、本を読む習慣をもっていてよかったと思う。
そしてさとうは年寄りなので、紙の本を通じてそんなつながりを持てることに喜びやたのしさを感じる。
「オススメ」はいかにもな形ばかりではない
……というわけで読んでみたい本を探すとき、「オススメ!」と書いてある記事しか読まないと取りこぼす。
どんなところにもキッカケは落ちている。
さとうも「たったひとつの冴えたやり方」を読んで、なかで語られる本について探して読んだことがある。



え?どんな話なのよ?と思ったわ
それは「輝くもの天より堕ち」
〈殺された星〉についての話だと書かれていて、読みたいと思った。
そんなふうに、本への興味はつながるし、それがまたたのしい。
人に本をオススメするときも、ひも付く情報を知っていると親切に教えてあげられる。
それで世界が広がったらたのしいね。
さとうがこの本を読んだ理由
買いたい本があって本屋に行った。
でも売り切れてて、まあしょうがないと思って本屋のなかをうろうろしていた、ら。
平積みの棚にこの本が並んでいたのよね。
もう見るからにおもしろそうなマンガじゃないかっ!
……と思ったので、即買いだった。



大当たりよ〜
だから本屋の徘徊はやめられない。
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