例年になく、手に入りにくかったのはなぜ?
マンネリでも続ける、SFのガイドブック紹介。
毎年2月に出るので、いつも通りに本屋に行ったのだが………
なぜか、行く本屋行く本屋、全部置いてない!
ってか、売れたの?売り切れてるの?
なんでいつもの年のように手に入らないの?
え?出版数が減ったわけじゃないよね?
焦ったさー!
SF小説に人気が出てきたのならうれしいけれど、ビックリしたわ。
来年は、もっと気をつけて早く買いに行かねば!
今回の注目ポイント
今回は、読んでないのに読んだつもりになれるっていうか、あらすじを知っちゃうっていうか、そんなページがあってちょっぴりお得感があった。
それはベストSF2020・国内篇で1位となった「オクトローグ 酉島伝法作品集成」を、ご本人が「自作解題」というページで解説というか、説明してくださっているんだね〜。
おお〜、こんなことしてくださって、ありがたや〜、って感じだ。
やはりオタクはね、作家さんがどんなことからこの話を考えたのかとか、何とつながりのある話なのかとか、そういう裏話っぽいあれこれが大好きなのよ、知りたいものなのよ。
酉島氏は寡作な作家というイメージがあるので、ご本人の考えが読めてさとうはとっても得した気分だった。
毎年のポイントもちゃんとある
毎年、定点観測のようにチェックするポイントも、間違いなく載ってる。
- 前年の「ベストSF」がわかる
- SF界で活躍する方々が「ベスト!」と思っているものが知れる
- サブジャンル別の「ベスト10」がわかる
- SF出版各社の今年の推しとか方針がわかる
- 選ばれたSF作家の方々の活動予定や近況が知れる
だからと言って、いちいち前年度の「SFが読みたい!」とくらべて読んだりはしてないけどね。
まとめ:本の紹介
今回も、人気大河シリーズの現在を紹介するページがありました。
また、新進SF媒体について、中の人が活動報告を載せたりもしています。
今年度活躍したSFについて、最先端をチェックするためにも、この本はやっぱり毎年見なくちゃなのよ。
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