hontoの応援をやめるかどうか、思案中
Amazonの影響で、町の個人経営の本屋や地方の小規模経営の書店が閉店になって久しい。
本屋がなくなるのはこまるので、すこしでも応援しようとさとうはhontoを推していた。
だが。

不便になってきたのよね〜



だからネット通販に負けるんじゃない?
……ってなことで、応援を続けるかどうか、いま思案中なんです……
お客さんの便利に結びつけてほしい
むかし、単純にhontoを推していたころは便利だった。
電子書籍も紙の本も取り扱ってくれていた。
なんなら、紙の本を買った人はおなじタイトルの電子書籍を割引で買うしくみもあった。
だからポイントも一括管理できていた。



さとうは使ったことがなかったけど、注文すれば配達も(有料だが)してくれたらしい
だが、いま。
hontoでは電子書籍しか扱わない(紙の本はリンクされているe-honで買うことになった)
もちろん、紙の本を扱わなくなったから割引で電子書籍を買うしくみは消えた。
ポイントは店で紙の本を買えばこそ一括管理だが、e-honで買って本屋に取りにいくとつかない。
配達も、電子書籍しか扱わないからしくみがない(まあこれは当然だ)
そしてこまったことに。
hontoカードを持っていても、スマホにアプリを入れてLINEとひもづけないと本の予約もできないことがわかった。



先日、本屋に出かけて店頭のPCで検索して予約しようとしたら「このカードでは予約できません」と表示されたわよ



自宅でPCで登録を済ませておいたのに



スマホ一択かいっ
これって、だれのための「便利」なシステムなの?
honto側が客や書籍を管理するためのシステムかしら?
いまだに紙の本が好きといって本屋に買いにいく高齢者には全然やさしくない。



すくなくともさとうには不便だわ
だれのための「便利」なシステム?
Amazonがあれだけ売り上げをのばしたのは、お客として使う側が
- 検索で広範囲にさがせる
- さがしたものをそのまま注文でき、配達してもらえる
- 何を買ってもポイント一括管理(しかも自動的)
- 登録も中止もカンタン(だから気軽にできる)
……っていうことだからさ。
ついでにいうなら、客側の使うデバイスを限定しない。
スマホでもいいけど、おうちのPCからでもオッケーだよ、っていうスタンスがありがたい。
システムを開発して使おうというのなら、これからは特に、客側の便利に気をつかったものにしてほしい。
だれもがデジタルのしくみをシュシュっと扱えるわけではない。
多くの方々に使ってもらってこそのデジタルなしくみの良さではないのかしら?
honto側だけが便利なのだとしたら、というか使う側の意見を聞かないのだとしたら、応援する意味はないかなと考えている。
紙の本を扱う町の本屋がなくなったらこまるけど、使い勝手の悪いシステムもこまるので要らない。
なんでも大手に連携して委託すればいい、と考えているなら、個人情報もれやハッキングなどのセキュリティ上の事故があったときの責任を取るつもりがないんだと疑われてもしかたがない。
本を紹介するブログをやっているけど、いまちょっと思案中だ。
だって本当は紙の本を紹介したいのに、hontoを載せていると電子書籍しか紹介できない。
そして紙の本を買ってもらうには、ブログを読みに来てくれた方にもうひと手間余計にかけさせることになる。



それはどうなのよ?
そうなると、いっしょに載せているAmazonや楽天のボタンを押すことになるだろう。
だって紙の本も電子書籍も、同じページで確認できたりするんだもん。
hontoを推す意味、ある?
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