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SFを読みたい人にはオススメ
毎年、そんなに早くもたくさんも読めやしないというのにね。
どうしても買いたくなっちゃう、SF本のブックガイド。
でも、SFを読んでみたいとお思いの方にはオススメできます。
新しいもので、人気のあるものを知ることができますよ〜。
ル・グィンについて見開き2ページ
毎回載るわけではありませんが、今回は「2018年 物故作家ブックガイド」と称してハーラン・エリスンとともにアーシュラ・K・ル・グィンが紹介されてました。
見開き2ページじゃ、顔写真と代表作のタイトルくらいしか情報として頭に入りませんが、こんなページを割いてもらえるのも二人がものすごく影響力のある作家だったからだろうなぁと、しみじみしてしまいます。
もし、もっと生っぽいル・グィンを知りたければ「ファンタジーと言葉」という本をお読みください。個人的なこととか、これまで読んできたものとか、いま考えていることとか、作家として書くことについて、ル・グィンの自由な言葉が読めます。
尽きない妄想が楽しい
このブックガイドの楽しいところは
- 前年の「ベストSF」がわかる
- SF界で活躍する方々が「ベスト!」と思っているものが知れる
- サブジャンル別の「ベスト10」がわかる
- SF出版各社の今年の推しとか方針がわかる
- 選ばれたSF作家の方々の活動予定や近況が知れる
とまあ、こんな具合。って、以前も書いてたな。
SFが好きな私は妄想族の一員なので、誰かが何かを気に入ってると知るや、いろんな妄想がわくんですな。
しかし、妄想ばかりしてると本を読む時間がなくなるんです。いかんな。
まとめ:本の紹介
毎年2月には出ますので、どうぞお見知りおきを。
それにしても、早川書房が踏ん張ってくれなくなったら、日本のSF界はどうなるんだろうと、心配になるよ。