脳は慣れて、2作目を読むのが楽しい

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エドモンド・ハミルトン(著)

シリーズ物の良い点

今回の本は、先に紹介したスターウルフ・シリーズの第2作目です。

シリーズ物の良い点は、背景がわかっているので話のキモにすぐに入って行けるところね。

2冊目なので翻訳の言葉の調子にも慣れてきて、読み進むのよ、どんどん。

そうするとますます、スペースオペラっぽくなってスピード感を持って本の世界を楽しめる〜〜。

もうさ、スピードに乗っちゃうから、めんどい描写のところなんかサァーっと流し読みさ。

昔の本は、たとえば星々の眺めを描写するのも、科学的にわかってきている事実が少なかったから想像力を駆使して文学的表現をたくさん使ったりしてるところがあるのね。

それはそれで、SFだって文学の一つのジャンルだからいいんだ。

でも、さすがに21世紀の今、それが的はずれな修飾だったりまだるっこしい気がしたり、することがあるよね?

っていうか、もうスピードに乗っちゃっているので、はやくストーリーの先が知りたいっ!

………っていう感じになってた。

シリーズ物の良い点は、世界観が気に入ればもうストーリーの展開が楽しみでしょうがなくなることです。

はやくっ、はやくっ、どうなっていくのっ?次はっ?次はっ?………っていう感じなのよ。

これだからドタバタドラマは読むことをやめられない。

シリーズ物は、まんまと著者の思惑どおりに読み進んじゃうわけです。

肉体から自由になれる、という憧れ

しかしね、古今東西、人間は生まれ持った肉体から離れて活動できる意思について、様々に考えを持っていたんだな、と思う。

超能力についての研究や、霊能力を身につける訓練や、デジタルな世界へ脳みそからプラグインする想像や、なんやかや。

ついに今では、Vチューバーなるデジタルな人格が活躍する時代になった。

「肉体から自由になる」

ここが新時代の始まりになっていくんだな、と思う。

ただね、肉体から自由になるとは言っても、まだ、肉体を無視して生きることはできない。

AIがもっと発達したら、まるっと脳みその能力をデジタルに移し替えることもできるようになるかもとは思うけど、今はまだ、肉体が意思を支えているよね。

今回のスターウルフは、そういう話に近づいていく。

ネタバレになるからくわしくは書かないけれど、結局、すごく楽しくてのめり込めそうなものは、すごく危ない一面も持っているという話になる。

麻薬のようなものさ。

モルヒネがないと末期癌の方は痛みにのたうつことになるからどうしても慎重な使用が必要になる。けど、慎重な使用からはずれたら、中毒者に成り果ててしまうじゃない?

憧れは大事。でもそれに溺れて人生を棒にふらないよう、よく考えることも大事だよ。よく考えた末の行動も大事。

ちなみにさとうがこの本を買った理由

シリーズ物の第1作を読んで、ま、よかったなーと思ったら、次も買うのさ。

次はどんなドタバタになっているか、読まずにはいられないのさ。

ストレス解消にいいのさ。

さっさっさ。

まとめ:本の紹介

外人部隊にとりあえず落ち着くことにしたケインが次に呼ばれた仕事の行き先は、故郷だった悪名高きヴァルナで「行くな」といわれた閉鎖星系だった。そこへ人探しに出かけた一行は、怪物の潜むジャングルや廃墟を抜けて、信じられない人工物を見つける。それは夢のような仕組みをもつ、だが人を廃人に追い込んでしまうようなものだった。

相変わらずレトロな感じの話ではありますが、第2作目とあって脳が慣れてきたので、楽しい限りです。

野田昌宏御大の翻訳ももちろん良いのですが(なんたってドタバタ加減がいいの)若い感覚の新しい人が翻訳し直したら、今どきのアニメにできるんじゃないのかな、とちょっぴり期待しちゃうね。

エドモンド・ハミルトン(著)

追記

この本はあまりに古くて、Amazonでもなかなか探せないのが現状です。

アフィリエイト用に本の画像を載せていますが、実際はもっと古いものが出ていたりします。

もし手に入れたいのなら、中古本を扱う例のチェーン店などで、地道にお探しください。

どんだけ古い本を紹介してるんじゃー、って話だよね。

さとう

さとう

「オタク」という言葉がない頃からSF小説を読んでいました。SF小説を読んだことない人と楽しさを分かち合いたいと思ってます。

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